腹腔鏡手術(LAP)とロボット支援腹腔鏡手術(RALS)の経験豊富な大腸外科医13人を対象に、両手術の筋肉の活動量、作業姿勢、身体的労作を比較。手術中の外科医の前腕、肩、首の筋肉の双極表面筋電図(EMG)を記録し、筋活動を評価した。 その結果、LAPはRALSに比べて、前腕の静的筋活動、筋活動の中央値およびピーク値が高かった。Exposure variation analysisでは、LAPで肩、RALSで前腕、両術法とも首の低強度の筋活動が長時間持続することが示された。術中の姿勢を10分ごとに観察したところ、LAPはRALSに比べて姿勢を変える必要性が高かった。 ...
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