1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 黒色腫のペムブロリズマブ、irAEがRFS改善と関連

黒色腫のペムブロリズマブ、irAEがRFS改善と関連

2020年2月10日  JAMA Oncology

III期悪性黒色腫患者に用いるペムブロリズマブの効果をプラセボと比較した二重盲検無作為化試験(EORTC 1325/KEYNOTE-054試験)の2次解析で、免疫関連有害事象(irAE)と無再発生存期間(RFS)の関連を検討。1011例を解析対象とした。 その結果、irAE発生率はペムブロリズマブ群37.4%、プラセボ群9.0%だった。ペムブロリズマブ群でirAE発生がRFS改善と関連を示したが(ハザード比 0.61、95%CI 0.39-0.95、P=0.03)、プラセボ群では有意な関連は見られなかった。プラセボ群に対するペムブロリズマブ群の再発または死亡ハザードの減少は、irAE発生後(同0.37、0.24-0.57)の方がirAEなしまたは発生前(同0.61、0.49-0.77)より大きかった(P=0.03)。 【訂正】2020年2月10日に以下を訂正しました。 「原文を読む」のリンク先を修正しました。 ...