運動で心房細動と心室性不整脈リスク低下

英国バイオバンクコホート40万2406例を対象に、自己報告による運動と心房細動、心室性不整脈および徐脈性不整脈の関連を調査した。 280万人年以上追跡した結果、代謝当量/分/週（MET/分/週）で計算した運動指数が高い参加者は心房細動リスクが低く、特に女性参加者（1500対0 MET/分/週のハザード比0.85）では男性参加者（1500対0 MET/分/週のハザード比0.90）よりも顕著だった。心室性不整脈リスクをみても、よく運動する参加者はリスクが低かった（1500 MET/分/週のハザード比0.78）。徐脈性不整脈と運動の関連は認められなかった。 ...