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低所得国の子宮頸がん、ワクチン普及で撲滅加速

2020年2月13日  Lancet

低所得国と低中所得国(LMIC)78カ国を対象に、世界保健機関(WHO)が提唱する子宮頸がん撲滅への戦略が子宮頸がん罹患率に及ぼす影響をモデル分析で検討。ワクチン接種のカバー率は2020年に90%、検診実施率は2023年に45%、2030年に70%、2045年に90%に達すると想定した。 今後100年間の子宮頸がん年齢標準化罹患率は、9歳女児へのワクチン接種で89.4%の減少、ワクチン接種+生涯2回の検診で96.7%の減少が予測された。ワクチンのみでの子宮頸がん撲滅は2059-2102年で、ワクチン+生涯2回の検診では撲滅が11-31年加速した。 ...