1970-99年に小児がんの診断を受けた5年サバイバーに関するデータを基に、成人サバイバーの平均余命改善度を競合死亡リスクのマイクロシミュレーションモデルで評価した。 その結果、5年サバイバーの余命は48.5年(診断年1970-79年)から57.1年(同1990-99年)に改善し、がんの既往がない人との差はそれぞれ25%(16.5年)および14%(9.2年)だった。この差は化学療法単独治療群で11.0年から6.0年に短縮したが、放射線療法単独群(21.0年から17.6年)または放射線療法+化学療法の併用群(17.9年から14.8年)での余命差短縮はわずかだった。 ...
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