神経疾患あると自殺死リスク1.8倍増
2020年2月15日
Journal of the American Medical Association
1980-2016年にデンマークに居住していた15歳以上の全人口730万395人を対象に、神経疾患と自殺による死亡の関連を全国後ろ向きコホート研究で検討した。 自殺既遂率は、神経疾患の診断を受けた人で10万人年当たり44.0、診断を受けなかった人で10万人年当たり20.1で、社会人口統計学的特性、併存疾患、精神科診断および自傷行為で調整後の発生率比は1.8(95%CI 1.7-1.8)だった。神経疾患と自殺による死亡の関連は、診断からの時間の経過に応じて変動し、調整後発生率比は診断後1-3カ月で3.1(95%CI 2.7-3.6)、10年以上で1.5(同1.4-1.6、P<0.001)となった。 ...
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