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米のかかりつけ医利用が8年間で24%減少

2020年2月17日  Annals of Internal Medicine

米国の民間医療保険業者からの請求データ(2008-16年)を用いて、保険加入者のかかりつけ医(PCP)受診傾向を全国住民ベースの記述的反復横断的研究で評価した。 その結果、100人年当たりのPCP受診は169.5回から134.3回と24.2%減少し、任意の1年でのPCPを受診しなかった加入者の割合は38.1%から46.4%に上昇した。軽症者の受診率は47.7%減少し、減少は若年成人(-27.6%)、慢性疾患のない成人(-26.4%)、および低所得地域に住んでいる成人(-31.4%)で大きかった。疾患ベースの受診当たりの自己負担額は9.4ドル(31.5%)上昇した。専門医への受診率は安定しており(-0.08%)、緊急診療所などの代替機関への受診は46.9%上昇した。 ...