静注鉄剤2剤の低リン血症リスクを比較
2020年2月17日
Journal of the American Medical Association
経口鉄剤不耐または不応性の鉄欠乏性貧血患者を対象に、静注鉄剤iron isomaltosideとカルボキシマルトース第二鉄の低リン血症リスクを非盲検無作為化臨床試験2件で比較(計245例を対象)。iron isomaltoside 1000mgを0日目に投与する群とカルボキシマルトース第二鉄750mgを0日目と7日目に投与する群に患者を割り付けた。 主要評価項目に規定したベースラインから35日目までの低リン血症発生率は、iron isomaltoside群でカルボキシマルトース第二鉄群よりも有意に低かった(試験Aでは7.9% vs. 75.0%、調整後の発生率の差-67.0%、95%CI -77.4%--51.5%、P<0.001、試験Bでは8.1% vs. 73.7%、同-65.8%、-76.6%--49.8%、P<0.001)。 ...
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