喫煙者の死亡と関連示すDNAメチル化を特定
2020年2月18日
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine
COPDGene試験のサブセット(現在喫煙者および喫煙経験者667例、101件の死亡)を対象に、全ゲノムDNAメチル化解析を実施してDNAメチル化と死亡との関連を検討。ECLIPSE試験のサブセット(231例を対象)を用いてでこの検討を再現した。 その結果、ECLIPSEコホートで再現された死亡と関連を示す7つのCpG部位(FDR<20%)を特定した(P<0.05)。この部位は、生存例の長期的な肺機能低下、喫煙歴または現在の喫煙状況と関連が見られなかった。しかし、2つの再現PIK3CD部位の異なるメチル化が登録時の肺機能と関連を示した(P<0.05)。このほか、PIK3CD部位に対しDNAメチル化と遺伝子発現間の関連が見られた。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。