インスリン グラルギンが心血管系転帰に及ぼす影響を検討したORIGIN試験のバイオマーカーサブ試験に参加した血糖値異常患者7482例を対象に、腎機能変化に関する新たなバイオマーカーを探索した。 中央値6.2年の追跡の結果、推算糸球体濾過量(eGFR)の年間変化量中央値は-0.18mL/分/1.73m2だった。患者から採取した保存血清で239個のバイオマーカーを評価したところ、15個が心血管危険因子で調整後の、そのうち12個と別の1個のバイオマーカーが腎危険因子で調整後のeGFR低下を独立して予測した。0.1mL/分/1.73m2の予測年間eGFR低下ごとに死亡率の13%増加が予測された。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。