収縮期血圧変動、CVDと死亡高リスクの若年成人の特定か
アフリカ系米国人と白人3394人を対象に、若年成人期から中年期の血圧パターンが中年期までの心血管疾患(CVD)および全死因死亡と関連するかを前向きコホート研究で検討(CARDIA試験)。ベースライン、2、5、7、10年時に収縮期血圧(SBP)を測定した。 その結果、中央値20.0年の追跡期間中にCVDイベントが162件、死亡が181件発生した。SBP測定値1標準偏差(SD)増加当たりのCVDイベントのハザード比は、SBP平均値1.25(95%CI 0.90-1.74)、SBPの平均値とは独立した来院ごとの変動性(VIM)1.23(1.07-1.43)、SBP年間変化0.99(0.81-1.26)だった。SBP VIMのみが全死因死亡と関連を示した[同1.24(1.09-1.41)]。 ...
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