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よく運動する人はCKDリスクが低い

2020年2月19日  専門誌ピックアップ

台湾で19万9千421人の参加者(20歳以上)を対象に、自己申告による運動の習慣と推算糸球体濾過量(eGFR)の年間変化との関連を調査。Cox比例ハザード回帰モデルで慢性腎臓病(CKD)との関連を検討した。 その結果、ベースラインの運動の習慣がごく低頻度度、低頻度度、中等度、高頻度だった参加者のeGFRの年間平均減少量±SD(mL/分/1.73m2)はそれぞれ、0.46±1.01、0.36±0.97、0.30±0.94、0.27±0.91。広範囲の共変量を制御した後、運動の習慣がごく低頻度度の参加者と比較して運動の習慣が低頻度度、中等度、高頻度度の参加者のeGFRの年間変化量(µL/分/1.73 m2)はそれぞれ、−43.93、35.20、53.56、さらにCKDを発症するハザード比はそれぞれ、0.93、0.94、0.91だった。 ...