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開放性眼球外傷の発生状況を調査、米

2020年2月20日  JAMA Ophthalmology

2006-14年の救急受診患者の全米データベースNEDS(Nationwide Emergency Department Sample)を用いて眼球開放創での救急科受診12万4989件を特定。眼球開放創の発生状況を後ろ向き横断研究で検討した。 その結果、10万人当たり発生率は4.49で、2006年に5.88と最も高く、その後は1カ月あたり0.3%の低下が見られた(発生率比0.99、95%CI 0.99-0.99、P<0.001)。社会経済的地位が低い患者の割合は30.6%だった。全体では人や物との衝突が受傷メカニズムとして最も多かったが(32.1%)、70歳超群では転倒が最も多く、転倒関連の受傷は2006-10年に比べ2011-15年で6.6%増加した。眼球開放創関連の総費用は7億9300ドルで、救急科受診費および入院費ともに2006-10年に比べ2011-15年で高かった。...