保険補償額増加も医療へのアクセスは減少、米

米国で18-64歳の成人（1998年11万7392人および2017年28万2378人）を対象に、医療保険制度改革法（Affordable Care Act：ACA）施行前後の1998年から2017年の間に医師および予防サービスに対するアンメットニーズがどのように変化したかを検討した。 その結果、無保険者の割合は2.1％ポイント（16.9％から14.8％へ）減少したが、費用が原因で医師の診察を受けられない成人の割合（調整後）は全体で2.7％ポイント（未調整で11.4％から15.7％へ）、無保険者で5.9％ポイント（未調整で32.9％から39.6％へ）、保険加入者で3.6％ポイント（未調整で7.1％から11.5％へ）増加した。慢性疾患の定期検査を受けている成人の割合に変化はなかった。 ...