悪性黒色腫のCNS転移に原発腫瘍細胞分裂率が関連
2020年2月22日
Journal of Clinical Oncology
米国およびオーストラリアでAmerican Joint Committee on Cancer(AJCC)第8版III期悪性黒色腫患者1918例を対象に、中枢神経系(CNS)転移の発生率および危険因子を検討した。 その結果、中央値70.2カ月の追跡での遠隔再発率は37.1%、CNS転移診断率は16.7%だった。CNS転移の累積発生率は1年時3.6%、2年時9.6%、5年時15.8%だった。CNS転移リスクは患者の性別および年齢、AJCC病期、原発腫瘍部位、原発腫瘍細胞分裂率の有意な影響を受け、原発腫瘍細胞分裂率の高値に診断時および全評価時のCNS転移リスク増加との有意な関連が見られた。 ...
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