尿蛋白/クレアチニン比に基づく尿アルブミン/クレアチニン比推定式を開発
尿アルブミン/クレアチニン比(ACR)と尿蛋白/クレアチニン比(PCR)の同日測定値を有する成人4万7714人を対象に、PCRからACRを推定する方程式を開発し、腎不全リスク推定の精度を評価した。 その結果、ACRとPCRの対数に非線形の関連が見られ、算出されたアルブミン/蛋白比は正常-軽度蛋白尿群の30%未満から重度蛋白尿群では約70%に増加し、低値ほど予測区間が広かった。性別がACRとPCRとの関連の最も重要な修飾因子で、男性では概ねアルブミン/蛋白比が高かった。ACR実測値とPCRからのACR推定値に基づく腎不全リスク推定値は同等だった。 ...
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