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オゾン曝露が短期死亡率と関連

2020年2月27日  British Medical Journal

世界20カ国406都市での1985-2015年の死亡者4516万5171例を対象に、オゾン曝露関連の短期死亡リスクおよび超過死亡率を2段階の時系列分析で検討した。 その結果、当日および前日の平均オゾン量10μg/m3の増加は相対的死亡リスク1.0018と関連したが、国によりばらつきが見られた。最大バックグラウンド濃度70μg/m3を上回るオゾン曝露による短期超過死亡率は0.26%(年間超過死亡者数8203例に相当)、WHOガイドラインの100μg/m3を上回った日に限定した解析では0.20%(同6262例)となった。欧州、米国、中国の緩やかな大気環境基準閾値を上回るオゾン曝露による超過死亡率は0.14%、0.09%、0.05%だった。 ...