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白内障の術前OCTで黄斑疾患検出率改善

2020年2月28日  Ophthalmology

多焦点眼内レンズ(IOL)留置を伴う白内障手術を検討している患者の術前評価としての術前光干渉断層計(OCT)検査の費用対効果を検証。初回白内障手術を予定する視力20/60の67歳男性を基本症例とした。 手術施行予定患者の約20.5%が黄斑疾患で、うち11%が初回臨床検査では検出されない可能性が示唆された。基本症例の分析では、術前OCTは米国での第三者支払者および社会的観点から費用対効果が高いとされた。確率的感度解析では、増分費用効用比(ICUR)は臨床的シナリオの約64.4%で社会的支払意思額閾値である質調整生存年(QALY)当たり5万ドルを下回った。 ...