34カ国92のがん登録を用いて、2035年までの胃がん発症傾向を評価。新規症例数と年齢調整罹患率(ASR、10万人年当たり)を予測した。 胃がんの全発症率は、日本などの高発症率国(2010年ASR 36、2035年ASR 30)、オーストラリア(同5.1、4.6)などの低発症率国の大部分の国で今後減少し続けることが予測された。16カ国では2035年までに希少疾患の基準値(10万人年当たり6)以下になることが予測されるが、新規診断例数は依然として高く、増加が予測された。若年層での発生率増加は低発症国、高発症国いずれでも予測された。 ...
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