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コンタクトレンズによる細菌性角膜炎の危険因子

2020年3月1日  Cornea

コンタクトレンズ(CL)関連の細菌性角膜炎(MK)患者1198例、健常対照者1069例を対象に、CL関連MKの危険因子を症例対照研究で検討した。 ロジステッィク回帰解析の結果、1日使い捨てCL群ではレンズ交換期間の超過(オッズ比9.16、P=0.008)および時折の睡眠時CL装用(同15.83、P=0.035)がMK危険因子だった。それ以外のCL群ではアイケアブランドのレンズ洗浄液(同3.50、P<0.001)およびレンズケースの交換をしないこと(同3.39、P=0.001)が最も重要な危険因子だった。統計的かつ臨床的に有意な変数を用いてCL装用者のMKリスク方程式を構築し、患者ごとのMKリスク算出が可能となった。 ...