世界の疾病負担研究2017へのデータ提供のため、1990-2017年の慢性腎臓病(CKD)の世界、地域、国別の疾病負担の体系的分析を実施した。 2017年に世界で120万人がCKDで死亡し、全年齢の死亡率は1990-2017年の間に41.5%増加した。2017年の世界のCKD有病率は9.1%で、全年齢の有病率は1990年以降29.3%増加した。2017年のCKDによる障害調整生存年(DALY)は3580万DALYだった。CKDの疾病負担は社会人口統計学的指標(SDI)の第1-3五分位群(低、低-中、中SDI国)に集中していた。心血管疾患による死亡140万件および2530万DALYが腎機能障害に起因していた。 ...
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