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米の小児自殺率に郡レベルの貧困度が関連

2020年3月2日  JAMA Pediatrics

2007-16年の米国疾病予防管理センター(CDC)のデータを用いて5-19歳の自殺者2万982人を特定。郡レベルの貧困と小児の自殺率との関連を後ろ向き横断研究で検討した。 その結果、5-19歳の10万人あたり年間自殺率は3.35だった。連邦貧困水準未満での生活者の割合が0%-4.9%の郡で10%以上の郡に比べ自殺率が段階的に増加し、調整後自殺発生率比は10.0%-14.9%の郡で1.25、15.0%-19.9%の郡で1.30、20.0%以上の郡で1.37だった。自殺方法別では銃器による自殺が郡レベルの貧困度と最も強い関連を示した(0-4.9%の郡に対する20.0%以上の郡の調整後自殺発生率比1.87)。 ...