第2子妊娠時に肥満化で死産と新生児死亡リスク増加
2020年3月2日 専門誌ピックアップ
初回妊娠時に適正体重だった女性21万2889例を対象に、次の妊娠での過体重または肥満と死産および乳児死亡との関連をコホート研究で検討。2回目の妊娠前のBMIが25-29.9を過体重、30以上を肥満と定義した。 2回目の妊娠時に適正体重を維持していた女性に比べて、過体重となった女性では、死産（妊娠20週以上での子宮内胎児死亡）が妊娠1000件当たり1.4件（95％CI 0.6-2.1）増加し、肥満となった女性では、死産が妊娠1000件当たり3.6件（同1.3-5.9）、新生児（生後28日未満）死亡が生児出生1000件当たり2.4件（同0.4-4.4）増加した。 ...