スウェーデンの一般新生児集団(2397例)を対象に、生後2週からの皮膚保湿剤(入浴剤やクリーム)使用および生後12-16週からの早期補完食(落花生、牛乳、小麦、卵含む)開始によるアトピー性皮膚炎の発症抑制効果を集団2×2要因無作為化試験で検討した(ORAACLE試験)。 その結果、主要評価項目の生後12カ月までのアトピー性皮膚炎の発症率は非介入群8%、皮膚保湿群11%(非介入群とのリスク差:3.1%、95%CI -0.3-6.5)、早期補完食群9%(同1%、-2.1-4.1)、両者併用群5%だった。介入に伴う安全性上の懸念は認められなかった。 ...
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