ARDSへのIFN-β-1a、有意な効果示せず
2020年3月5日
Journal of the American Medical Association
中等症ないし重症の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)成人296例を対象に、6日間のインターフェロン(IFN)β-1a投与の有効性と有害事象を多施設共同無作為化二重盲検並行群間比較試験で検討。主要評価項目は死亡(-1と換算)および28日目の人工呼吸器離脱日数の複合スコアとした。 その結果、主要評価項目の複合スコア中央値はIFN-β-1a群で10日、プラセボ群で8.5日だった(各四分位範囲−1-20、0-20、P=0.82)。28日間死亡率に有意な群間差はなかった(26.4 vs 23.0%)。治療との関連が考えられる有害事象は、IFN-β-1a 群の41例(28.5%)、プラセボ群の33例(21.7%)にみられた。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。