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デュロキセチン子宮内曝露、催奇性低いが産後出血と心奇形リスク微増

2020年3月6日  British Medical Journal

2004-13年のメディケイドのデータ(Medicaid Analytic eXtract)を用いて、デュロキセチンへの子宮内曝露後の母親および児の有害転帰リスクをコホート研究で検討。コホートの規模は転帰によって130万-410万人と幅があった。 非曝露妊婦群の1000人当たりの有害転帰リスクは全先天性奇形36.6、心血管奇形13.7、早産107.8、不当低出生体重児20.4、妊娠高血圧腎症33.6、産後出血23.3だった。傾向スコアで調整した解析での非曝露妊婦群に対する曝露妊婦群の相対リスクは全先天性奇形1.11、心奇形1.29、産後出血1.53、妊娠早期曝露および後期曝露の妊婦では早産1.01、1.19、不当出生体重児1.14、1.20、子癇前症1.12、1.04だった。 ...