結節性痒疹のnemolizumab、掻痒と重症度改善も有害事象発現
2020年3月8日
New England Journal of Medicine
重度掻痒を伴う中等症ないし重症の結節性痒疹患者70例を対象に、抗インターロイキン-31受容体モノクローナル抗体nemolizumabの有効性と安全性を二重盲検第II相試験で検討した。 4週時、掻痒の最高スコアのベースラインからの変化率(主要評価項目)は、nemolizumab群-53.0%、プラセボ群-20.2%だった(差-32.8%ポイント、95%CI -46.8--18.8、P<0.001)。副次評価項目の痒みに関する追加の評価指標および疾患重症度にもnemolizumab群で改善がみられた。nemolizumab群では、消化器(腹痛、下痢)および筋骨格に有害事象が認められた。 ...
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