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思春期に座位行動多いと18歳時の抑うつ症状リスク増

2020年3月9日  専門誌ピックアップ

親と子に関するエイボン縦断的研究(ALSPAC)前向きコホート研究の被験者で18歳時のClinical Interview Schedule 改訂版(CIS-R)のうつ病スコアが得られた4257人を対象に、思春期の抑うつ症状と身体活動度の関連性を検討した。 その結果、身体活動度は12歳時から16歳時まで経時的に低下し、座位行動は増加していた。各年齢での座位行動の60分/日増加が18歳時のうつ病スコア上昇と関連した[12歳時:発生率比1.111(95%CI 1.051-1.176)、14歳時:同1.080(1.012-1.152)、16歳時:同1.107(1.015-1.208)]。軽度活動の60分/日増加はうつ病スコア低下と関連した[同0.904(0.850-0.961)、0.922(0.857-0.992)、0.889(0.809-0.974)]。 ...