COVID-19小児例の臨床症状とCT所見、成人との違いは?
中国・湖北省武漢小児病院に入院した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患児20例を対象に、成人患者との臨床症状や画像所見の違いを後ろ向きに解析した。 患児の65%がCOVID-19の診断を受けた家族と濃厚接触があった。症状では発熱(60%)と咳嗽(65%)が多く、生化学所見では80%に成人例ではまれなプロカルシトニン上昇がみられた。共感染(40%)が多いことも特徴だった。 画像では、胸部CTで患児の30%に片肺の陰影、50%に両肺の陰影がみられたが、20%は異常がなかった。全体の50%に周囲にリング状陰影を伴うコンソリデーション、60%にすりガラス陰影、20%に微細網状影、15%に小結節が確認された。 ■■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の関連情報を随時更新中!■■ ...
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