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強皮症新機能尺度CSF-17の妥当性を確認

2020年3月11日  専門誌ピックアップ

全身性強皮症(SSc)患者113例を対象に、SSc患者の活動および参加に関する新たな患者報告転帰尺度(Cochin 17-item Scleroderma Functional Scale:CSF-17)を開発し、妥当性を評価。先行研究で開発した国際生活機能分類に基づく65項目の暫定質問票を患者に送付し、回答を得た。 計量的性質に基づいて暫定質問票の項目を減数し、主成分分析で可動性関連のセクションA(10項目)と一般的課題関連のセクションB(7項目)に要約されたCSF-17が完成した。CSF-17総スコアは全般的活動制限、疼痛、うつ病、審美的負担との収束的妥当性、不安との弁別的妥当性を示した。クロンバックのα係数はセクションAで0.94、セクションBで0.95、CSF-17総スコアの級内相関係数(患者25例)は0.92だった。 ...