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AF転帰、運動と心肺適応能強化で改善

2020年3月12日  European Heart Journal

心房細動(AF)患者1117例を対象に、運動と心肺適応能が転帰に及ぼす長期的影響を前向きに検討した(HUNT3試験)。 その結果、運動ガイドラインに該当するAF患者は、運動しない患者と比較して、全死亡率(ハザード比(HR)0.55)と心血管疾患(CVD)死亡率(HR 0.54)のリスクが低かった。CVD合併症に対するHRは0.78、脳卒中のHRは0.70だった。1代謝当量当たりの推定心肺適応能が高いと、全死亡率(HR 0.88)、CVD死亡率(HR 0.85)、合併症(HR 0.88)のリスク低下と関連が認められた。 ...