COVID-19、14日間の検疫では不十分か
2020年3月11日
Annals of Internal Medicine
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の潜伏期間を推定するため、中国・湖北省武漢市以外で2020年1月4日から2月24日までの間に同ウイルス陽性が確定し、ウイルス曝露と症状発現に関する情報が得られた181例のプール解析を実施した。 その結果、潜伏期間中央値は5.1日(95%CI 4.5-5.8)で、対象患者の97.5%が感染から11.5日(同8.2-15.6)以内に発症すると推計された。この推計から、控えめに想定しても、1万例(99パーセンタイル:482)につき101例が14日間の積極的監視または検疫の後に発症することが示唆された。 ■■新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の関連情報を随時更新中!■■ ...
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