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ケラトメーターの変数使用の予測式、早期円錐角膜を識別

2020年3月13日  専門誌ピックアップ

日本国内の医療機関6施設でAmsler-Krumeich分類ステージ1の円錐角膜患者123例123眼、健常対照者205例205眼を対象に、オートケラトメーターのパラメータを用いた早期円錐角膜の予測方程式を構築し、精度を評価した。 多変量ロジスティック回帰解析に投入する説明変数としてスティープK値(偏回帰係数1.284、オッズ比3.610)、フラットK値(同-0.618、0.539)、直乱視(同-3.163、0.042)を選択した。構築したケラトメーター円錐角膜指数(KKI)の受信者動作特性曲線下面積は0.90となり、個々のパラメータに比べ有意に診断能が高かった(P<0.001)。KKIの円錐角膜眼識別感度は85.0%、特異度は86.7%だった。 ...