単胎児の満期出産を2度経験した女性26万8495例を対象に、満期帝王切開後の妊娠後の早産リスクを縦断的コホート研究で検討した。初回妊娠での帝王切開施行率は15.76%だった。 その結果、2度目の妊娠での早産発生率は初回帝王切開群2.79%、初回経膣分娩群2.46%で(調整後オッズ比1.14、95%CI 1.07-1.21)、帝王切開群の早産リスク増加は主に自然早産リスク増加によるものだった(同1.50)。経膣分娩群に対する自然早産の調整後オッズ比は予定帝王切開群1.86(1.58-2.18)、予定外帝王切開群1.40(1.24-1.58)だった。 ...
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