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両親が肥満の小児、睡眠不足で肥満リスク増

2020年3月13日  専門誌ピックアップ

両親が適正体重(低肥満リスク)の小児43例および片親または両親が肥満または両親とも過体重(高肥満リスク)の小児64例を組み入れて、睡眠の特性と肥満の縦断的関連を調査。2-6歳までの睡眠特性と肥満指標の関連を評価した。 高頻度の短時間睡眠時間が、2-6歳でのBMIのZスコア上昇(0.12、95%CI 0.01-0.25)と関連を認めた。高頻度の夜更かしは、睡眠時間と独立して、BMIのZスコア上昇(0.16、0.05-0.27)およびウエスト周囲径増加(0.60cm、95%CI 0.23-0.98)と関連がみられた。肥満リスクが低く夜更かしの習慣がない小児と比べると、肥満リスクが高く夜更かしの習慣がある小児はBMIのZスコアが高く(0.93、95%CI 0.40-1.45)、ウエスト周囲径が大きかった(3.45cm、95%CI 1.78-5.12)。 ...