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不規則な睡眠が新たな心血管危険因子

2020年3月19日  Journal of the American College of Cardiology

心血管疾患(CVD)のない成人1992人を対象に、睡眠の不規則性とCVDリスクの関連を検討(MESA試験)。2010-2103年に7日間のアクチグラフ装着により参加者の睡眠傾向を評価し、2016年まで前向きに追跡した。 中央値4.9年の追跡期間中、111人がCVDを発症した。Cox比例ハザードモデルでの解析の結果、7日間の睡眠時間のばらつきが60分以下だったグループに対する調整後CVD発症ハザード比は、61-90分群1.09(95%CI 0.62-1.92)、91-120分群1.59(同0.91-2.76)、120分超群2.14(同1.24-3.68)だった。7日間の就寝時間のばらつきが30分以下だったグループに対するハザード比は、31-60分群1.16(同0.64-2.13)、61-90分群1.52(同0.81-2.88)、90分超群2.11(同1.13 -3.91)だった(いずれも相互作用のP=0.002)。 ...