25歳未満の結腸がん、成人より死亡リスク高い

結腸がんの成人患者（765例）および25歳未満の患者（94例）間で、病期ごとの全生存および無再発生存を比較した。 その結果、成人患者と25歳未満患者の病期別の5年全生存率は、1期では96％ vs. 100％（P＝0.793）、2期では90％ vs. 64％（P＜0.0001）、3期では85％ vs. 58％（P＜0.0001）、4期では55％ vs. 16％（P＜0.0001）だった。無再発生存率はそれぞれ95％ vs. 100％、85％ vs. 55％（P＝0.0002）、73％ vs. 31％（P＜0.0001）、27％ vs. 5％（P＜0.0001）だった。多変量解析では、25歳未満患者の方が再発または死亡のリスクが高かった（ハザード比2.312、95％CI 1.615-3.313、P＜0.0001）。 ...