LEADER試験に参加した2型糖尿病(DM)患者9340例を対象に、慢性腎臓病(CKD)患者でのリラグルチドの安全性を事後解析で検討した。 その結果、重篤な有害事象発生率はCKD群59%、非CKD群50%と患者群で高かったが(相互作用のP=0.11)、リラグルチド群とプラセボ群の比較では同等だった。顕性または微量アルブミン尿患者群と正常アルブミン尿患者群でも、有害事象とリラグルチドの相互作用は見られなかった(相互作用のP=0.11)。CKD患者群や顕性または微量アルブミン尿患者群の重度低血糖リスクは、プラセボ群よりもリラグルチド群の方が有意に低かった(ハザード比0.63、0.57)。 ...
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