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思春期・若年成人がんサバイバーの死亡率を調査

2020年3月25日  The Lancet Oncology

1970-99年に米国とカナダの大学病院27施設で実施された小児がんサバイバー研究(CCSS)のデータを基に、思春期および若年成人(診断時15-20歳)のがんサバイバー5804例(中央値42歳)の慢性的な健康障害および死亡率を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、一般集団と比較した全死因の標準化死亡比は、思春期および若年成人がんサバイバー5.9、原発がん診断でマッチさせた小児がんサバイバー(診断時15歳未満)6.2だった。同年齢の同胞と比較すると、思春期および若年成人がんサバイバーは、重症で日常生活動作に支障を来す、生命を脅かす、致死的な健康障害を負うリスクが高いが(ハザード比4.2、95%CI 3.7-4.8)、そのリスクは小児がんサバイバーより低かった(同5.6、4.9-6.3)。 ...