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AFへのアピキサバンとリバーロキサバンを直接比較

2020年3月26日  Annals of Internal Medicine

非弁膜症性心房細動(AF)に対するアピキサバン新規処方患者3万9351例と傾向スコアでマッチさせたリバーロキサバン新規処方患者3万9351例を対象に、2剤の有効性と安全性を後ろ向きコホート研究で直接比較した。 その結果、主要有効性評価項目の虚血性脳卒中または全身性塞栓症の発生率はアピキサバン1000人年当たり6.6件、リバーロキサバン1000人年当たり8.0件だった(ハザード比0.82、95%CI 0.68-0.98)。アピキサバンはリバーロキサバンよりも消化管出血または頭蓋内出血の発生率が低かった(1000人年当たり件数12.9 vs. 21.9、ハザード比0.58、95%CI0.52-0.66)。 ...