1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 妊娠中の高用量ビタミンD補給で児の骨石灰化改善

妊娠中の高用量ビタミンD補給で児の骨石灰化改善

2020年3月27日  JAMA Pediatrics

妊娠中の高用量ビタミンD補給が児の身体測定値および骨石灰化にもたらす効果を二重盲検無作為化試験(妊娠中の母親623例と産児584例)の2次解析で検討。517例(89%)が6歳までの追跡調査を完了した。 3歳時と6歳時の二重エネルギーX線吸収測定法による測定値の混合効果モデル解析の結果、高用量ビタミンD(2800IU/日)群の児は標準用量ビタミンD(400IU/日)群の児に比べて、全身BMC(年齢、性別、身長、体重で調整後の平均差11.5g、95%CI 2.3-20.7、P=0.01)、頭部を除く全身の骨塩量(同7.5g、1.5-13.5、P=0.01)、頭部の骨密度BMD(同0.023g/cm2、0.003-0.004、P=0.03)が高かった。 ...