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乾癬のバイオ3剤で治療継続率比較

2020年3月31日  専門誌ピックアップ

乾癬患者の生物学的製剤の治療継続率とその予測因子を検討。アダリムマブ治療の5542例、セクキヌマブの991例、ウステキヌマブ治療の3118例のデータを用いて前向きコホート研究で比較した。 1年時の全体的な治療継続率は、アダリムマブ群0.78、セクキヌマブ群0.88、ウステキヌマブ群0.88で、ウステキヌマブ群と比較した治療中止の調整後ハザード比は、アダリムマブ群2.11(95%CI 1.76-2.54)、セクキヌマブ群0.67(同0.40-1.11)だった。 関節症性乾癬が、アダリムマブ群(調整後ハザード比0.67、95%CI 0.51-0.88)およびセクキヌマブ群(同0.70、0.40-1.24)の治療継続、ウステキヌマブ群(同1.42、1.12-1.81)の治療中止を予測した。生物学的療法治療歴が、ウステキヌマブ群(同1.54、1.26-1.89)およびセクキヌマブ群(同1.49、0.91-2.45)の治療中止、アダリムマブ群(同0.71、0.55-0.92)の治療継続を予測した。 ...