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閉塞性結腸がん、術後化学療法で予後改善

2020年4月1日  Annals of Surgery

治癒を目的に結腸切除術を施行したII期閉塞性結腸がん患者504例を対象に、術後補助化学療法の有無と生存転帰改善効果を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、術後補助化学療法施行率は35.5%だった。施行患者の60%でオキサリプラチンベースのレジメンが使用されていた。多変量解析で、切除術後の補助化学療法が総生存率(ハザード比0.42、0.17-0.99、P=0.0498)および無病生存率(同0.57、0.37-0.88、P=0.0116)の改善と関連を示した。 ...