白内障手術でメラトニン分泌増加、着色レンズでも
2020年4月2日
JAMA Ophthalmology
グレード2以上の核混濁を伴う平均75.7±6.7歳の白内障患者169例を対象に、白内障手術がメラトニン分泌に及ぼす影響を並行群間無作為化試験で検討。眼内レンズに非着色または着色レンズ(黄色)を使用し、早期手術群は術後3カ月時に、待機手術群は術前に尿中メラトニン分泌(尿中メラトニン濃度/尿中クレアチニン濃度比)を測定した。 その結果、平均尿中メラトニン分泌は早期手術群の方が有意に高かった(調整後クレアチン濃度平均差0.159log ng/mg、95%CI 0.045-0.273、P=0.007)。早期手術群の非着色レンズ群と着色レンズ群の平均尿中メラトニン分泌に有意差は見られなかった(クレアチン濃度の差の95%CI -0.19-0.40log ng/mg、P=0.48)。 ...
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