てんかん重積状態への3剤、小児と高齢者で効果同等

2歳以上のベンゾジアゼピン抵抗性てんかん重積状態の患者462例を対象に、年齢層（18歳未満の小児、18-65歳の成人、65歳超の高齢者）別に見たレベチラセタム、ホスフェニトインおよびバルプロ酸の有効性と安全性をアダプティブデザインの二重盲検無作為化試験で比較した（ESETT試験）。 その結果、主要評価項目（投与1時間後の抗痙攣薬追加投与なしでの発作の停止および意識レベルの改善）達成率は、レベチラセタム群の小児52％、成人44％、高齢者37％、ホスフェニトイン群49％、46％、35％、バルプロ酸群52％、46％、47％だった。各年齢層の有効性や一次安全性の結果に差はなかった。 ...