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眼内レンズ度数計算式、特定の眼軸長補正法併用で精度改善

2020年4月9日  専門誌ピックアップ

眼軸長(AL)26.0mm以上の強度近視患者164例164眼を対象に、眼内レンズ度数決定計算式とAL補正法併用の有用性を後ろ向き症例集積研究で検討した。 その結果、Holladay 1式はWang-Koch AL補正法の第1線形(first linear version)または非線形バージョン(nonlinear version)との併用で、全体および2つのサブグループ(AL 28.0mm未満と28.0mm以上)の絶対誤差中央値が最小だった。SRK/T式はWang-Koch AL補正法の第1線形バージョンとの併用で、全体およびサブグループの予測精度が最も高かった。Cooke-modified AL(CMAL)補正法は、Ladas Super式(LSF)の全体(P=0.003)およびAL 28.0mm未満(P=0.017)の絶対予測誤差を軽減した。 ...