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肥満手術で大腸がんリスク低下

2020年4月10日  JAMA Surgery

フランス国民健康保険情報システムデータベースに記録があり、ベースラインで大腸がんがなかった50-75歳の肥満者104万5348例を対象に、肥満減量手術によって大腸がんリスクが変化するかを後ろ向き集団多施設共同コホート研究で検討した。 その結果、主要評価項目の大腸がん発生率は、手術実施群0.6%および手術非実施群1.3%で、標準化罹患比はそれぞれ1.0(95%CI 0.90-1.09)および1.34(同1.32-1.36)だった。手術非実施群に対する手術実施群の傾向スコアマッチング後のハザード比は、大腸がんで0.68(同0.60-0.77)、良性大腸ポリープで0.56(同0.53-0.59)だった。 ...