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米のC. difficile感染の疾病負担、2011-17年で24%減

2020年4月16日  New England Journal of Medicine

米国の医療機関10施設で、2011-17年の新興感染症プログラムのデータを基に、クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)の疾病負担を検討した。 その結果、CDI症例および国勢調査の標本抽出の重み付けを用いて推定した全米のCDI疾病負担は、2011年で47万6400例、2017年で46万2100例だった。拡散増幅検査(NAAT)使用で調整した2017年のCDI疾病負担の調整後推定値は、2011年と比べると24%低下したが、医療関連CDIの調整後負担推定値が36%低下したのに対し、市中関連CDIでは変化が見られなかった。CDIによる入院の調整後負担推定値は24%低下したが、初回再発および院内死亡では有意な変化は見られなかった。 ...