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思春期の肥満にリラグルチド併用が有効

2020年4月16日  New England Journal of Medicine

思春期(12歳以上18歳未満)の肥満患者を対象に、生活習慣療法+リラグルチド1日1回3.0mg皮下投与の有効性を無作為化二重盲検試験(投与期間56週間、追跡期間26週間)で検討。リラグルチド+生活習慣療法に125例、プラセボ+生活習慣療法に126例を割り付けた。 その結果、主要評価項目に規定した56週時のBMI標準偏差スコアのベースラインからの変化量は、リラグルチドの方がプラセボより良好だった(推定差-0.22、95%CI -0.37--0.08、P=0.002)。リラグルチド群113例中51例およびプラセボ群105例中20例がBMI 5%以上低下を達成し(推定割合43.3% vs. 18.7%)、33例および9例が10%以上低下を達成した(同26.1% vs. 8.1%)。 ...