中等症・重症尋常性乾癬小児にウステキヌマブが有効
2020年4月17日
British Journal of Dermatology
中等症ないし重症尋常性乾癬小児患者44例を対象に、ウステキヌマブの有効性および安全性を第III相非盲検単群多施設共同試験で評価した(CADMUS Jr試験)。 その結果、12週時の医師による全般的評価の消失/ほぼ消失(PGA0/1)達成は患者の77.3%、乾癬面積重症度指数(PASI)75%達成は84.1%、PASI 90%達成は63.6%だった。小児アトピー性皮膚炎QOL評価尺度(CDLQI)の平均変化量は-6.3だった。血清中ウステキヌマブのトラフ濃度は28-52週に定常状態となった。抗薬物抗体発現率は9.5%だった。患者の77.3%に1件以上の有害事象が見られ、6.8%には重篤な有害事象が発現した。 ...
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